2012青梅アート・ジャム

2012青梅アート・ジャムフライヤーイメージ

コンセプト 森から響く 祈りとくらし 《All Relationships》

 

森は、すべての命のはじまりの地です。人もまた森から生まれ、森から生きる術を学び、森から生きる糧を得て次の命を育んできました。
今回の青梅アート・ジャムでは「森から響く 祈りとくらし」をテーマに、多摩の森で綿々と受け継がれる自然と祈りのかたちを再考し、世界各地で同様な伝説と神話を持つ国々と、アートを介してつながる創造の場を作り出したいと考えています。.


サブタイトルの 《All Relationships》 とは、世界の各地で親から子、表現者から観客へと、継承されてきた文化や想いのさまざまなつながりを表すと同時に、それらをひとつの大きな輪に繋げたいという思いを込めています。


青梅市立美術館をはじめ青梅・御岳エリアの各会場では、海外からの参加作家と国内の作家とが互いに関わり合いながら、血の通った国際交流を実践することをとおして、新たな文化を創造する試みが行われます。
その他、一般の来場者に気軽にアートを体験していただくワークショップや伝統芸能のライブなど、子供も大人も楽しみながらアートと触れ合うことによって、自分にとっての国際交流の意味を考えてみるヒントになるよう、多彩なプログラムをご用意しています。


ぜひ多くの皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。

 
ゆずの里 勝仙閣

東京都青梅市沢井3-484
TEL 0428-78-8221

11:30〜18:00

 
青梅市立美術館

東京都青梅市滝ノ上町1346
TEL0428-24-1195

9:00〜17:00 月曜休館

 

 
吉川英治記念館

東京都青梅市柚木町1-101-1
TEL0428-76-1575
10:00〜16:30 月曜休館

 

 
EXHIBITION INFOMATION

■青梅市立美術館 展覧会
5月19日(土)〜7月1日(日)

全参加作家が展示

■吉川英治記念館 展覧会
5月19日(土)〜6月3日(日)

展示作家: 伊藤光治郎、 山口幹也、 塩野圭子、 野口洋子

■ゆずの里 勝仙閣 展覧会
5月19日(土)〜7月1日(日)

展示作家:池田菜摘、 鈴木ひろみ、 出羽未典、 出羽由紘、 長倉陽一、 浜津康一郎、 宮間夕子、光の家療育センター入所者

EVENTS INFOMATION

■書のワークショップ 「大きな字を書こう」
5月27日(日)13:00〜16:00

超特大筆による講師のデモンストレーション。その後大筆を用いて参加者も全身で好きな文字を書くワークショップを行います。動きやすく、汚れてよい服装でご参加ください。

特別講師: 風縄書屋 村木 享子 講師: 山口 英子
参加費: 500円(紙代・墨代として) 定員: 30名
会場: 煉瓦堂 朱とんぼ
※ 5月27日10:00〜16:00の間のみ、青梅駅と会場を往復するシャトルバスが運行します。

■舞のワークショップ 「アマミ舞」
5月22日(火)13:00〜16:00

天と地をつなぐ祈りの舞「アマミ舞」の心と形、所作のワークショップ
講師: アマミ舞創始者 鶴阿弥
参加費: 1,000円 定員: 20名
会場: 吉川英治記念館

■御岳山ワークショップ 「山の神を描く」
6月9日(土)〜10日(日)10:00〜16:00

御嶽山頂付近の写生と批評会を行います。
講師: 杉本 洋
料金: 1泊 15,000円(御嶽神社宿坊)、 日帰り(9日のみ) 5,000円
定員: 10名
会場: ケーブルカー「御岳山駅」 に 6月9日 9:00集合

■ギャラリートーク「森から響く祈りとくらし 《All Relationships》」
6月24日(日)14:00〜

参加作家全員によるギャラリートークを開催します。
会場: 青梅市立美術館

■ライブコンサート 吉川英治へ捧ぐ・能楽らいぶ
「高時曼荼羅〜『私本太平記』より〜」
6月17日(日)14:00〜16:00

今回『私本太平記』を読み直してたところ、この本が私に大変強く影響していて、現在へ至る道筋の大きな分岐点にあったことに気がつきました。この「能楽らいぶ」では、そのあたりのことをお話し、特に重要な「高時曼荼羅」の一節より新しい作品を書き下し、「一人らいぶ」を致します。

料金: 3,000円(入館料込)
定員: 50名
会場: 吉川英治記念館
申込み方法:中所宜夫能の会にて受付
TEL & FAX 042-550-4295
e-mail :nakashonobuo@nohnokai.com

■ライブコンサート 吉川英治へ捧ぐ・能楽らいぶ
「高時曼荼羅〜『私本太平記』より〜」
6月17日(日)14:00〜16:00

今回『私本太平記』を読み直してたところ、この本が私に大変強く影響していて、現在へ至る道筋の大きな分岐点にあったことに気がつきました。この「能楽らいぶ」では、そのあたりのことをお話し、特に重要な「高時曼荼羅」の一節より新しい作品を書き下し、「一人らいぶ」を致します。

料金: 3,000円(入館料込)
定員: 50名
会場: 吉川英治記念館
申込み方法:中所宜夫能の会にて受付
TEL & FAX 042-550-4295
e-mail :nakashonobuo@(*)nohnokai.com  アドレスをコピー&ペーストして(*)を消してご送信ください。

お問い合わせ・参加申し込み

文化交流機構「円座」 青梅アート・ジャム事務局

TEL&FAX 03-6411-7358


<<メールでのお問い合わせ>>

 

 
参加作家一覧
木彫 Wooden Sculpture
伊藤 光治郎 ITO Kojiro

遥か遠くからの眼差しに、盲いたる者が何をもって応えたら指と指が触れ合うようなつながりが出来るのだろうか。

 

散久良守(さくらもり)
彫刻 Wooden Sculpture
江見 高志 EMI Takashi

被写界深度ー写真で焦点の合う奥行きをいうが、視点が移動すれば深さは幅となり、90度回転すれば幅は高さになる。

 

深度
絵画 Painting
池田 菜摘 IKEDA Natsumi

私が生まれる前から周りにあったもの、自然も人工物も、私の中に蓄積されていった。描くことでそれらを発散し、また蓄積する。

 

雨に踊る花
木版画 Wood Block Print
鈴木 ひろみ SUZUKI Hiromi

そこにある風景。今日この時この場所で目にした風景は、当たり前のようにそこに存在しているけど、それはとても奇跡的なこと。

 

May
日本画 Japanese Style Painting
押元 一敏 OSHIMOTO Kazutoshi

花ばかりが美ではなく種子、芽、幹や枝、葉、実など成長の一つ一つの形に意味があり美 しい。そういう感性でありたい。

 

TREE#2
型絵染 Paper Pattern Dyeing
塩野 圭子 SHIONO Keiko

森から生まれた私たちは、森から頂く恵みと祈りに手仕事の技を重ねて、日々の暮らしを営んで来ました。そしてこれからも、地球自身のいのちの環の中に、きっと繋がっていけるはず。

 

葉っぱの星
日本画 Japanese Style Painting
杉本 洋 SUGIMOTO Hiroshi

奈良は沢山の顔を持つ。仏教伝来以前の神代の国、仏の世界、王朝の文化、武士の時代、それらが今も暮らしの中で生き続けている。

 

五條・窓
絵画 Painting
出羽 未典 DEWA Minori

日々の集団生活の中で他人と同じようにして隠れている反面、誰かには自分を見つけてほしいという矛盾を描いています。

 

みつけないで(チュッパチャップス)
絵画 Painting
出羽 由紘 DEWA Yuhiro

私がとらえた「わたしのかたち」で、やわらかくて、不思議で、面白い空間をつくること。

 

からだ
陶芸 Ceramic art
鈴木 寿一 SUZUKI Toshiichi

急須やポットは、器としては工程が多く作りごたえがあり、私の作品の中では中心的なアイテムです。

 

tea pot
絵画 Painting
田島 環 TAJIMA Tamaki

たゆたう刻のながれは地表を覆い水となり、大気となり、やがて人の内にて分水界となり。まみどりの遊星の壮大な祝祭を思う。

 

AQUA WORKS ーWatershedー
絵画 Painting
チュンポン・タクサポンチャイ
Chumpol Taksapornchai

森のありようは僕らの人生のようだ。命も森も常に一瞬一瞬で生まれ変わってゆく。

 

三法印(Three marks of existence)
日本画 Japanese Style Painting
長倉 陽一 NAGAKURA youichi

自分を取り囲むものを知り改めて自分を見ることで自信へとつながる。「和」を見つめていきたい。

 

魚〜こい
絵画 Painting
浜津 康一郎
HAMATSU Koichiro

 

明日も明後日も緑
絵画 Painting
ドロシー・フィールズ
Dorothy Field

 

鍛金 Metal Hammering
野口 裕史 NOGUCHI Hirofumi

空気 水 生命
天空で繰り広げられる
生命の営み

 

天空伝説「風の標」
漆 Urushi Ware
野口 洋子 NOGUCHI Yoko

散椿をあつめて、そっと水に 放ち、もう一度花を咲かせ る。受け継いでゆきたい、生 命をめでる心。

 

乾漆盛器「水と椿」
絵画 Painting
宮間 夕子 MIYAMA Yuko

全てにおける物事には2極性が見え隠れしている。その物事の駆け引きで世界、そして宇宙は成り立っている。

 

ゲームと宴
 
書 Sho
山口 英子 YAMAGUCHI Eiko

文字は古代人が自然の神に祈りを捧げる時に用いられたとされています。私もまた、一点一画に念いを込めて筆を執っています。

 

木彫 Wooden Sculpture
山口 幹也 YAMAGUCHI Mikiya

木材に出来た侵蝕の跡から発想を受け、彫刻と自然の形のバランスで一つの世界を表現してみた。

 

不動明王
日本画 Japanese Style Painting
瑠璃 白 RURI Byaku

神社に取材し、いただいたインスピレーションでメッセージをお届けしています。ご神水と天然石、鳥居と同じ朱を使用しています。

 

ハレの日
絵画 Painting
光の家療育センター入所者

 

尾ヶ井 保秋
OGAI Yasuaki

渋い青が好きで、描いてると心が晴 れやかになれて気持ちが盛り上がり ワクワクする。

中崎 強
NAKAZAKI Tuyoshi

頭に浮かぶ景色や花を描いてい る。絵を描いていると嫌なことを忘 れられて楽しい。

風間 博
KAZAMA Hiroshi

いろんな絵の具が画面にのるのが好き。綺麗な色を出していろんな絵を描きたい。

花火

 

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